増える高齢ドライバー、 増える事故
2016年12月16日
最近、毎日のようにニュースで高齢ドライバーによる交通事故の報道がありますね。
交通事故の死者数は年々減少傾向にある一方、65歳以上の高齢者が占める割合が高くなっているそうです。さらに最近では、事故の被害者だけでなく加害者になるケースも増えているそうです。
なお、高齢者の交通事故のうち約半数は自宅から半径500メートル以内という身近な場所で起こっています。最近ではカーナビなどの普及によって、道幅の狭い生活道路でも抜け道として利用する車も増えているため、「慣れている道だから」「今まで危ないことはなかったから」という油断は禁物です。
いつも通っている道でも安全運転を心がけるために、次のようなことに気をつけてください。
相手の自動車や歩行者を発見しても「~しないだろう」と思い込み運転しない
アクセルとブレーキの踏み間違い、ハンドル操作の誤り
年をとるにつれ、若い頃と比べて運動能力や身体機能が低下します。ブレーキやハンドル操作が遅れて事故を起こすケースが多いそうです。「まだまだ自分は大丈夫!!」と過信ぜすに、交通安全講習会や運転適正検査などを受講して自分の運転能力をチェックしてみましょう!
また、70歳以上のドライバーには
運転免許更新時の「高齢者講習」の受講が義務付けられています
高齢運転者マーク(高齢運転者標識)を運転する車に表示することができます。※周囲のドライバーはマークをつけた自動車に配慮することが義務付けられています
運転に自信がなくなったり、家族から「運転が心配」と言われたら、免許の自主返納も考えてみましょう